76・音楽触媒屋(魔法はなくとも)

 前のブログから1ヶ月。その間に、私事でまた嬉しいことがあったり、世間でも総選挙で政権が大きく変わったり(新組織というのはいつの世も批判しか出来ない奴にとって格好の標的だけれど気にせず頑張っていただきたい)、分析仕事が立て続いたり、相変わらず私はチマチマと生きている。まとまりそうもないので、最近の音楽ネタをダラダラと。

 前回のブログでも書いた平原綾香の最新アルバムも一覧ページに加えたところ、トップページ以上のアクセスで(笑)、Amazonアフェリエイトだけでも20日間で既に15枚の売上。こんな文章でも人が前に動いてくれるのはとても嬉しい

 9/16に、ビクターから大量の『GOLDEN☆BEST』(ゴールデン・ベスト)シリーズが発売された。私は、ニュースの元原稿を作成し、 ビートたけしとんねるず山田邦子野沢直子に関してはナタリーさんに、ピンク・レディー、岩崎宏美らについてはBARKSさんに掲載いただいた。(最終原稿は各社のオリジナル。ちなみに淳子さんは2枚組ですが、正しく読み取れるような誤植までクレームなさらぬように。(微笑))こんな時期に大量に発売されるというのは、明らかに会社事情ではあるけれど(汗)、とはいえ今まで廃盤となっていた音源や、ヒットを総ざらい出来る企画もあり過去にヤッツケで出されたシリーズとは制作力が一線を画しているので、どうしてもこれの宣伝のお手伝いをしたくなったのだ。ニュース発信直後Amazonランキングも一時的に上がったし、お店の追加注文も進んだようで、やはり放置しないで良かった。今後も基本在庫商品として売れ続ければいいなと思う。

 それらとは対照的にひっそりと発売されてしまった女性シンガーソングライターの障子久美『GOLDEN☆BEST』。確かに過去にTOP10ヒットもないのだけれど、時代を先取りしたような楽曲で、その後「冬の女王」として君臨した広瀬香美級に才能のある人なのに、ビクター音源ではヒット曲「あの頃のように」以外すべて廃盤だったので、「出すのもありでは?」と提言した。シングルやタイアップ曲と過去のファン人気から選曲したが、1曲だけ自分のわがままで、佐藤竹善とのデュエット「A Neverfading Love」を入れた。この曲は、ノンタイアップなのに、今でも有線でしばしばかかるので、私と同じくずっと好きな人も少なからずいるんだろうな〜と思う。SING LIKE TALKINGのファンだろうか、結婚式のキャンドル・サービスでかけたという話も何度か聞いた。昔、デュエットCDを企画した時にも、私の思い入れで収録する予定だったが、当時は他社音源比率の上限が今よりも厳格で最終的に落としたという経緯もあり、この復刻はとても嬉しい。リマスタリングも相まって、凄く良い曲だと再認識できるので、いつか何らかのチカラで注目されればと願う。ちなみにこの発売に関するニュース原稿は全滅(そりゃそうだ)。手を挙げた責任として、いつか平原綾香ばりに紹介ページ作ろうっと。

ということで、紹介ページ作りました!
 こうして最近の動向をダラダラ綴っていても、やっぱり、私は「音楽触媒屋」(の半人前)だと思う。分析をしても、企画をしても、執筆をしても、いつも 「ファンになるか」と「ならないか」、「買う」と「買わない」の間を、縮められるかどうかが気になるのだ。まぁ、「いずれの分野でも大成できていない」という言い訳のような気もするが、こんな小器でもあちこちからお声がけいただけるのは、本当に有り難い。

 いつか世の中が1日で変わってしまうような音楽に携わってみたい。今はそんな音楽の魔法はかけられないけれど、音楽人たちが生きられる方向にちょこちょこっとお手伝いし続けられれば嬉しい