西野カナ ヒット分析の試し読み

書籍『記録と記憶で読み解くJ-POPヒット列伝』から、西野カナさんの部分を試し読みできるように貼り付けてみました。考えてみたら、カナやんのヒット曲の多さや楽曲エピソードをまとめた本ってあまり見かけないので貴重かもしれません。よかったらご参考下さい♪

詳しくは、こちらのサイトでもご紹介しています。

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西野カナさん1枚目

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西野カナさん2枚目

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西野カナさん3枚目

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西野カナさん4枚目

 

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西野カナさん5枚目

書籍『記録と記憶で読み解くJ-POPヒット列伝』


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書籍表紙(帯付き)

2019年4月、私の初の単著となる書籍『記録と記憶で読み解くJ-POPヒット列伝』が発売になります。のちほど詳しい説明を加えますが、中島みゆきさんのページの構成を貼ってみます(縮小して表示していますが、現物はちゃんと読めます(笑))。総論→CDヒット→配信ヒット→カラオケヒット→総合ヒット の順で、18アーティスト分の総合ヒットを考察しています。よかったらチェックしてみて下さい♪

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(総論→CD/レコード TOP20の解説→配信TOP20の解説→後半へ続く)

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中島みゆき1


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中島みゆき2

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中島みゆき3

 

<内容>

(はじめに)この本を書こうと思ったきっかけ

【本書に登場するアーティスト名】

サザンオールスターズ  まさにレジェンドと呼ぶべき、国民的アーティスト
松任谷由実  音楽史に残る〈記憶のヒット曲〉を送り出してきたアルバム作りの名手
中島みゆき 4年代にわたってシングル1位を獲得
B'z  90年からシングル1位の連続記録を継続するヒットメーカー
DREAM COMES TRUE(ドリカム) 逆境の人々に勇気を与えるエールソングの担い手
Mr.Children(ミスチル) 日本のロック界に革命をもたらしたパイオニア
福山雅治  俳優でも歌手でも実績を残す、稀有な存在
安室奈美恵 ストイックに自分の音楽を追求し、表舞台を去った歌姫
浜崎あゆみ 00年代の音楽市場を牽引したカリスマ
宇多田ヒカル 衝撃的なデビューから20年、唯一無二の音楽性
平井堅  魂をこめて歌い続ける、挑戦的なボーカリスト
ゆず  エールソングの定番「栄光の架橋」で国民的アーティストに
コブクロ 泣きのバラードで独特の音楽世界を構築したデュオ
EXILE 全国のヤンキー文化を支えるダンス&パフォーマンス
AKB48 膨大な売上記録の中に埋もれがちな、記憶の名曲群
いきものがかり 親しみやすいメロディーで幅広い世代に人気
西野カナ 10〜20代女子の気持ちを等身大に描く、ケータイ世代の歌姫
SMAP 気鋭のアーティストたちと組んで起こした、数々の奇跡

今後の展望 ダウンロードからストリーミングへ

 


 

 

(配信TOP20の続き→カラオケTOP20の解説→総合TOP20の解説→隠れ名曲・総括) 

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中島みゆき4

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中島みゆき

 

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中島みゆき

 

 

498・実社会で勉強します

しばらく、事務所の仕事と家事の為、SNS周りはお休みします(例外的に、告知や御礼の挨拶でお目汚しするかもしれませんが、基本は実生活を頑張ります。) よろしくお願い申し上げます。

私の為を思って、関わって下さったすべての方に感謝しています。

497・坂本九さんの謎

上を向いて歩こう

2011年以降、夏になると、坂本九の「上を向いて歩こう」と「見上げてごらん夜の星を」が配信チャートで上昇してくる。特に、今年はダウンロードにてプライスオフが実施されていることもあって尚更に好調だ。

その度にいつも疑問に思うことがある。坂本九作品は、なぜオリコン(1968年以降)には一切TOP50入りしていないのだろうか。
上を向いて歩こう」が世界的にヒットし、「見上げてごらん夜の星を」や「明日があるさ」が日本で大ヒットしたのが1963年〜1964年。その後も「夜明けのうた」や「レットキス」など、当時生まれていない私でも知っているヒット曲は多数ある。なのに、1968年以降、データ上にはレコードのヒット曲が一切見られないのだ。

勿論、“一発屋”と呼ばれる人ならば、その数年後、ヒットチャートから影を消すことは何ら珍しくない。しかし、九さんの場合、仮にも世界的に大ヒットし、その後も何曲もヒット、さらに1968年以降も、音楽番組をはじめ様々なテレビ番組のメインキャストとして見かけたし、歌声もバリバリの現役で、決して“過去の人”ではなかった。

この謎について、ネット上で調べようと思ったが、世界的ヒットの話と、日航機事故の話中心で、その間について「なぜタレントとして第一線のまま、レコードセールスが振るわなかったのか」は結局分からなかった。

あまりに消化不良なので、「上を向いて歩こう」周辺について、おそらく世界一詳しい音楽プロデューサーの佐藤剛さん(由紀さおり『生きる』は名作です!)にお尋ねしたら、「是非お話させてください。でも、2時間はかかります」とのことで、そんな超多忙な剛さんのお時間を、自分の趣味ごときで頂戴する訳にもいかず、何かの仕事の際にお願いしますとお返事した。(ちなみに、何らかのスキャンダルとかではないそうです。そう疑った自分が恥ずかしい!!)

既に亡くなった方の低迷要因を調べるより、過去の素晴らしい名曲を発掘していく方が遥かに前向きなので、上記の謎はそれっきりになっているが、いつか、ちゃんと知ることで、その音楽をより深く理解できればいいなと思う。

496・私は味方です

先日、ある女性アーティストのファンが集うサイトにて、ちょっと久しぶりに自分の悪口めいたものを見つけた。

ダイレクトに同じ文章を載せずに意訳すると「彼の言っていることは嘘ばっかり」的な内容だった。

具体性がない悪口だったことや、そのアーティストについては自分でもあれこれお仕事で貢献してきたという自負もあり、今回はさほど傷つかなかった。また「つのはず誠」名義で中傷していることから、私が現在は本名で一本化していることも知らないくらい疎遠な人か、あるいは「つのはず誠」名義で書いたひと昔前の記事について、腹を立てたのかもと推測した。

私自身、仕事として自分なりの解釈を示すことはあっても、“仕事”として相手の解釈を批判したことは一度もない。(このブログやTwitterは、個人的なユルいつぶやきなのでご容赦を。)それでも、そのファンの方は、解釈の違いから、自分が責められている気がして、私への怨み辛みに変わったのかもしれない。愛の深さゆえに憎しみに変わることも、よくあることだから。

でも、もし、私の文章がイヤになったとしたら、そんな時は、以下の事を想い出してもらえれば幾分と腹立たしさは収まるのかな〜と思う、というかそう心からお願いしたい。

私はマーケッターとして、人と音楽を繋げるために、様々なアプローチで仕事をさせてもらっている。無論、それらの全てが上手くいった訳ではない。様々な紆余曲折もあるので、他の同年代の人から見たら、上手くいっていない方かもしれない。

それでも、市場調査分析、お店周りのコンサル、配信サイトでの楽曲配置、CDの企画・監修、ニュース記事の作成および媒体社への連絡などなど。あるいは他社のコンピレーションCDの選曲を依頼される際でも、なるべく自分が関わったアーティストの楽曲は優遇するように心がけている(ちなみに、8/3に徳間から発売された女性ボーカルコンピ、私じゃないですよ笑)。つまり、執筆は、その中のごく一部であり、決して大半ではない。

要は、レコード会社や事務所の方を向いて論評するのではなく(あ!今、あの先生の顔を思い出したぞ。いつも紅白をコキおろすくせに、レコード大賞は褒めちぎるという頓珍漢な内容をコメントする方)、アーティストもリスナーも満足する施策をあれこれ心がけてのことだと、ご理解いただきたい。だから、一ライターとして気に入らない何かがあるとしても、もっと幅広い視点で見てくだされば、私はあなたと同じ立場にいる者だということです。どうかご理解いただきたい。

また、そう言われても文章自体がどうも気になるというのであれば、私が見るかどうか分からない所で悪態をつくよりも、直接ホームページのメール欄やこちらのブログ、TwitterのDMなどを使ってもらえれば、善処するよう努めます。大手事務所の雲隠れじゃあるまいし(笑)、単なる個人商店ですからね。

そんな感じで、今後も仕事をしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします♪

495・中島みゆき「バス通り」

臨月

1981年3月5日発売の中島みゆき通算8作目のアルバム『臨月』に収録。

当時、オールナイトニッポンも3年目に入ろうとしていて、シングルも累計10万枚以上の高め安定のところへ「ひとり上手」のヒットで、それを収録したアルバムも年間TOP10クラスの高セールスに。

他にも、人気投票などでは「夜曲」がまあまあ上位で見かけたし、また発売当時は「雪」が泣ける定番と化し、長年のファンにはシリアスな「友情」が人気と、なにかとフックの多い作品だ。

で、その中でLPやカセットのB面1曲に収められたこの「バス通り」。実は私、この作品を15年間ほどハッピーエンドの楽曲だと勘違いしていたのだ(嗚呼!)。歌詞はこちら

どう解釈していたかというと(もう本当に恥ずかしいのだが、あくまでも30年前の私です)、

別れた男と再会した女性が、「あの日はほんとは待っていてくれた」と誤解を解き、主人公の女性と男が「二人ひとつの上着(で)かけだしてゆく」、つまり再び愛に走り(だから、店は歌が流れ出して、新たな人生が走ることを象徴、と解釈)、私は「ガラスの指輪」つまり、誤解していた間の偽りの愛に終止符を打つ。

なんて真逆に考えていたのだ。多分、中島みゆきにしては、明るめの曲調だからこそ、ハッピーソングだと確信していたのかもしれない。

しかし、実際は、男がバスを待ちながら昔の恋人(主人公の女性)のことを、誰か(おそらく今の恋人)と話をしていて、その後、元カノに気づき、気まずくなって(あるいはバスがいつまでも来ないのに業を煮やして)、雨をよけながら「二人ひとつの上着」で駆けていく。それで、主人公の女性も、ようやく昔の恋に終止符を打つ、といった具合だろう。


中島みゆきの歌は、時に激論に発展するほど、人によって解釈が大きく割れることがあるが、この歌に関しては、誰ひとり、昔の私のような解釈をしていなかったな〜。(ムキになって、ある時期、みゆきファンに出逢うたびに、「この歌はハッピーエンドか?」と尋ねまくり、ほぼ30連敗だった。あっ、「ハッピーエンドかもね」と言ってくれた人が1人いた。理由は、「そんな昔の女のことをベラベラ喋るような男と別れて良かったじゃん」とのこと。・・・結局、わかれうたという解釈はブレていない(笑)。

でも、考えてみたら、読解力うんぬんより、「中島みゆきと言えば、別れ歌に違いない」という先入観を以て聴けば、すんなりそんな歌だと理解できるなぁ。

当時(といっても、この歌をしっかり聴いたのは、バイトでCDを買い揃えた1987年頃)の私は、こんな性格なのに「暗い」と言われることに抵抗があり(笑)、中島みゆきの楽曲からも、幸せな要素を見つけようと懸命だったのかもしれない。

ということで、時代や聞き手の年齢によって、より新たな解釈が出来るという一例でした。中島みゆきの歌って、そういう深さがあるのが魅力ですよね(と言って、当時の珍解釈を正当化する私(汗))。

494・「生活苦」??

LOVE OR NOTHING

最近、特にここ1〜2年、仕事でお会いする人の一部から、収入面を心配して、

「大変でしょ?食べていけてるの?」

なんて言われることがある。そんなこと、親しい人にしか話さないし、こちらも聞かないというのが暗黙のルールだと思っているので、ちょっと驚いている。

実際、フリーになって11年間、生活に困ったことは無いのだが、そんな事を強調して、万が一、報酬面の交渉に支障を来たしてはならないので、適当に笑ってやり過ごすのだが。

でも、「辞めた会社にそのままいた時よりも、精神的&経済的に豊かになれるよう努力する。」と心に誓ってやってきたのに、そんな風に見られて心外だったり、また何か自分がひどく至らないのかと心配したり、正直穏やかな気持ちではない。

それにしても、人はどんな人を見た時に、「あの人(経済的に)大変そう」って思うのだろう。

例えば、1日、駅前で虚ろに佇んでいる人を見かけた時とか?沢山のご家族を養っている人をTVや新聞で観た時とか?(でも、それは、「大変」というより「立派!」という感心や尊敬に近い)

あるいは、街角で古い金物屋さんを見かけたときとか・・・あっ、音楽業界も金物屋みたいだと思われているとか?(CDと雑誌を作ることだけが音楽の仕事じゃありませんて笑)

それとも、今の世の中そこら中で、大変なフリーランスの人が溢れかえっているのだろうか。もし、そんな状況を知って尋ねているのなら、過酷な状況を面白がる前に、そういった人達に何が出来るか考えてくれた方がなんぼか嬉しい。

そういえば、以前仕事を一緒にした人に、上記のような事を尋ねられ、心配かけまいと思い、素直に「お蔭様で、暮らしは豊かになりましたよ」と言ったら
「えっ??“豊か”って、仕事が無くて、ヒマが多くなったって意味??」
と聞き返された。要は、私を心配したのではなく、「ほら、フリーになって、バカを見ただろう(ニヤリ)」と底意地の悪さが透けて見えたので、キッパリと笑顔で否定した(ちょっと大人気なかったかも。なお、これが事実なのかハッタリなのかは、謎にしまーすby「コール」工藤静香)。

でもまぁ、そんな風に見えるほど(表立って)活躍できていないということだろうし、これからも謙虚に誠実に進むしかないな〜、とあらためて思ったとある夏の日の午後。

ジャケットは
この街で争って うぶな人たちを傷つけてみても
悲しいね むなしいね それよりも逃げて クズと呼ばれよう

というフレーズが痛快なロックンロールの「アンテナの街」収録の中島みゆき『LOVE OR NOTHING』。

シングル収録が1曲だけのためか、黄色いお店の280円コーナーでよく見かけるCDだけど、280円じゃ十分元が取れる熱量の高い楽曲が多いので、良かったらお手にどうぞ♪