T2U音楽研究所~はてな置き場(旧:私を支える音楽と言葉)

T2U音楽研究所/臼井孝のはてな版です。

69・近況+「友達」か「情報」か

 前回、ちょっと辛辣な内容を書いたので早めに更新して、本来のチープでジョイフルな雰囲気にしようと思ったのに、私事で大きな変化がありまして、HPもブログも野放し中・・・とりあえず、企画CD周りで近況もろもろを書かせていただきます!


 3/18に女性アーティストによるエールソング集『想いうた〜歌姫エール・ソングス』が発売されます。こちらは、選曲サポートと監修と楽曲解説(つのはずの誠ちゃん)をしております。全曲大ヒット皆無!しかも、ターゲットは寄せ集め感にデリケートな20代〜30代!と、またもやコンピレーション・ファンの基本特性をことごとく無視するかのような選曲をお許しいただきました。(言い訳しますと、ビクターさん中心で集めたら、売上に関係なくエール系の名曲が多かったので、このようになりました。)発売日近辺からは、326様のイラストをふんだんに使ったCMもオンエアされますので、首都圏で深夜TVウォッチャーの皆様は是非(微笑)。全15曲、これだけ渾身の楽曲ばかりを聴いていると、かなりのボリュームを感じます。


 これと同時に女性アーティストによる男性フォーク系大ヒット曲のカバー集『想いうた〜歌姫フォーク・カバーズ』も発売されます。こちらは、企画と監修とチャート解説(同じく誠ちゃん)を担当しておりますが、エール・ソングスとは対照的に“昔のヒット曲は好き”“実力派ボーカリストが好き”という非常にコンピ目線で、“一見”安直に作っております。これは、高速道路のサービスエリアあたりで、中高年の方が、ちょっと面白そうかも?的にお求めいただければいいかな〜なんて考えながら作りました。なお、ヒロリンではビクター時代限定で選曲しておりますが、もちろんこれが気に入った方は『Dear Friends』シリーズ4枚をガッツリ買っていただくのが私の本望です。


 なお、メーカーのディレクター様発案で『想いうた〜歌姫フォーク歌謡曲』も同時発売でして、T2Uサイトをご訪問下さる方には、こちらが面白いかもしれません。「20の恋」(財津和夫作曲)が収録されていないことから、ワタクシの選曲でないことは一目瞭然(微笑)ですが、昭和50年代のフォークからバンドサウンドになる前のニューミュージック系の提供曲・カバー曲を女性アーティストが歌うもので統一されています。


 あと、3/25に大人向けコンピレーション『こころのしずく』が発売されます。こちらは、解説のみですが、「千の風になって」「吾亦紅」「ハナミズキ」「壊れかけのRadio」「案山子」などなど、大人が安心して聞ける選曲となっております。ヒロリンの「始まりの詩、あなたへ」が収録されているのが個人的にはとても嬉しい。(選曲は全く携わっていないが、テイチク中心のコンピなので優先的に収録。)


 トドメに、4/22に『エンカのチカラ』の続編が、発売されてしまうことになりました。全く期待されず、発売日から10日近く品切れが続いてた超期待薄の作品だったのに、その後もメゲずにお求め下さった方のお蔭でございます。まぁ、第2弾というのは、第1弾よりはどうしても無難な選曲になりがちですが、細川たかし様の「さよならイエスタデイ」(TUBE)とか、テレサ・テン様の「真夏の果実」(サザンオールスターズ)とか森進一様の「瀬戸の花嫁」(小柳ルミ子)とか、前川清様の「乾杯」(長渕剛)とか、島津亜矢様の「飾りじゃないのよ涙は」(中森明菜)とか聞いてくだされば凄いことになってるのが分かるので、是非こちらもお好きな年代からご検討いただければ。

 最後に。
 私のHPや企画作品や執筆の内容について、苦言される際。(“苦言”のみが該当)
 ネガティブな内容でも個人メールでこっそり教えて下さる時、あらためて“あぁ、この方にとって私は友達だったんだ”と実感する。
 どこかのサイトでネガティブに書かれているのを見つけた時、あらためて“あぁ、この人にとって私は情報だったんだ”と実感する。
 そうやって、私はネット上であっても“心”の在り処を探している。(また、ヘビーな内容で〆る。。。)