T2U音楽研究所~はてな置き場(旧:私を支える音楽と言葉)

T2U音楽研究所/臼井孝のはてな版です。

113・思い出の1曲

 ミュージックソムリエ協会さんからのご推薦もあり、5/30の日曜日深夜、ラジオ日本の番組『マット安川のmusic.(ミュージック・ピリオド)』にゲストで呼んでいただく事になった。いつもNHKラジオでお仕事をいただく時、たった5分〜10分の解説でも早口になったり声高になったりで、「今のところ、もう1回お願いします」と何回も(笑)やり直されるワタクシが30〜40分、しかも生放送で出るなんて、なんともオソロシイ!でも、「告知もできますから」なんて言われて、ラジオ日本といえば演歌やナツメロとも親和性があるし、ちょっとはお役に立てるかも?と思い、引き受けてしまった。・・・前向きに考えよう、前向きに!

 さて、その中で「思い出の1曲」の音源を当日持参するように言われているのだが、目下のところ悩み中。1曲・・・なんだろう。もう多すぎて!多分、聞いた回数だと絶対に中島みゆきなんだけど、「重き荷を負いて」ってまだ4年も経っていないし“思い出”とは言えないし(いまだにDVD『歌旅』とか観たら駅の灯がうるんじゃう)、それ以外にもいっぱいあるけど、みゆきさんは私ごときがとやかく言わなくても方々で絶賛されてるし、今回はパスしようっと。あとは、人生を変えるほど聴いたといったら、あの人か、あの人か、あの人か・・・。あ、ヒロリンは、思い出というか今でも聴きまくっているので、なんか違うかな〜。でも、『ファンタジー』収録の「パピヨン」と「ひとりぼっちの部屋」を初めて聴いた時、「シングルA面でもないのに、なに??このレベルの高さは!!」と驚いた衝撃が、現在に繋がっていることは間違いありません。他に全アルバム持っている中森明菜っちだったら、アルバム『不思議』持っていきたいな〜。「燠火」かけてもらって、音のこもり具合にみんなポカーンとか。SING LIKE TALKINGだったら、絶対に「La La La」だけど、あの爽やかさは私らしくないし(笑)、それだったらむしろ面影ラッキーホール「おみそしるあっためてのみなね」とか宮崎吐夢カウパーバルトリン」とか清水ミチコ「サンババ・トリオ」とかドロドロ系が自分っぽいし、でもそれじゃコミックソングが好きなんだよね、歌唱力とかどうでもいいんだよねー?とか言われそうだし、じゃあってムキになって、ド演歌のお美っちゃんこと中村美律子の「歌謡浪曲瞼の母』」とか持っていっても19分とかかかんないし、いや忠太郎の台詞の途中で切れちゃうし、10代のときに一番聴いた洋楽はSADEだけど、とてもじゃないけど女性たちのようにオシャレで聞いてたんじゃなく、あれって今から考えたら実は意識下でブルーフィルム(死語)的に惹かれていただけかもしれないし、・・・うーん、本当に自分の1曲って決められない!でも、どうせ仕事仲間とか親類縁者とか誰も聴かないだろうし、開き直ってあの曲にしよう。とはいえ、あまりにマイナーだと「どや!分からんやろ!」的な超オタクな淋しい結果となるので、とりあえずTOP10ヒットから選びます。書いているうちに頭が整理できました。どうもご心配おかけしました〜♪