T2U音楽研究所~はてな置き場(旧:私を支える音楽と言葉)

T2U音楽研究所/臼井孝のはてな版です。

320・ちょっとしたJUNKY

VAMP

 最近、時間が空けばよく一人カラオケに行っている。というのは、近所の歌広場が、年末決算なのか単純にボーナス商戦なのか知らないが、毎週のように1時間140円キャンペーンをしているので、ついつい採点機をゲーム的に楽しんでしまうのだ。ちょっとしたカラオケ中毒かもしれない(大袈裟)。

 JOYSOUNDの採点はゲームと割り切ればすごく楽しいのだが、私の場合どう頑張っても93点以上にはならず、人前で歌うと結構褒められてきたような楽曲を歌っても、全国順位で200人中195番目とかボロボロであることがままにある(苦笑)。しかし、その一方で「いや、これ元の歌とかなり音程が違うなぁ〜」という感じで歌っている友人でも、細かいビブラート(+首の横振り(笑))を入れると95点以上必至で、えぇぇぇlーー??と思うことがあり、これも機械採点の特徴(限界?)なのかなとも思う。とはいえ、その全国順位が出るのが面白かったり、河合奈保子岩崎宏美の配信曲が通う度にじわじわ増えていたりするので、それはそれで楽しい。

 他方、DAM精密採点では、普通に歌うと80点台だが、よく合っている曲だと意外に95点以上が出ることがあって気分が良い(微笑)。ちなみに、凄く高得点が出たことがあるのは、

工藤静香/Clavis-鍵-
河合奈保子/美・来
中森明菜/EGOIST

と、これまた一般認知度の低い曲ばかりで(苦笑)、どこまで私はマイノリティーを貫いてしまうのだろうと、我が身に呆れてしまう。ただ、上の3曲は自分でも抑揚のつけ方がそれなりに把握できるものばかりで納得がいくし、自分以外でも「この人、本当に上手いなぁ〜」と聞き惚れていた時のその人の得点が本当に高かったりするので、割と自分の感覚に合っている。ネットでちょっと調べてみたら、「JOYSOUNDは変なテクニックで高得点を出せるが、DAMは本当に上手くないと高得点が出ない」と複数の人が書いていてちょっと嬉しかった。ただ、こちらは同じ歌い手でもかなりマイナーになると露骨に配信曲が減っているのが難点。

 ということで、15年ぶりくらいにカラオケ熱が再燃している40代半ばであった。(写真は「EGOIST」収録の中森明菜『VAMP』。ちょっと聞くと退屈かもしれないが、4曲収録なのにとっても味わい深い96年の作品。)