T2U音楽研究所~はてな置き場(旧:私を支える音楽と言葉)

T2U音楽研究所/臼井孝のはてな版です。

5・“心”で見えたものは信じる

 私は普段、色々なレコード会社や出版社を回ってきて、そして様々な人に出会ってきました。もちろん、様々な理由でその場限りとなってしまった出会いもありますが、何度も声をかけて下さっているお得意さんもいらっしゃって、それが結果的に自分のステップ・アップに大きく繋がっているのは、本当に嬉しい限りです。

 で、ふと、その出会いを振り返ってみて思ったことは

「最初に、この人とは長くやっていけるな」

と直感が働いた時は、途中で多少のスレ違いがあっても長くやっていった事が良かったのかな、と思います。つまり、これは

「物事は“見た目”だけでは判断できないが、“心”で見えたものは信じてもよい」
ということじゃないかなと思います。“心”で見るなんてヒジョーに観念的で、しかも気障な言い回しなのかもしれませんが(汗)、要は相手に対する信念と自分に対する確信を同時に持てた時ほど強固なパートナーシップが組めると思うのです。特に、私も含め調査分析など基礎研究を仕事にしている人ほど、その相手が善良に解釈してポジティブに応用するか、こちらを貶める為にネガティブに悪用するか大きく変わってしまうのです。かといって、その人の性格までは変えられないし、また相手先での資料やデータの使い方までも逐一統制できる訳でもありません。やはりどれだけ相手を信じられるか、自分を信じてもらえるかで仕事の進み方が大きく変わると思います。

 普段、青山や表参道を見ていると、ファッション誌から飛び出たような美しい女性や端正な男性を多数見かけますし、オシャレなお店も本当に多いです。そういうのを見ていると、見かけもとっても大事だとは思うのですが、やはり自分の“心”で何が見えるかを常に意識していれば核となる部分は見失わないのではないでしょうか。もちろん、見かけもいいし、心でも感じるものがあるし、というのは最高ですよね!

 ということで、今日は“恋愛”に関するジョーシキは、仕事でも同じだよ、というのをあらためて書いてみました。(笑)