T2U音楽研究所~はてな置き場(旧:私を支える音楽と言葉)

T2U音楽研究所/臼井孝のはてな版です。

18・退屈だと思う自分も退屈

 よく女の子どうしが最近知り合った人(恋人にせよ、友人にせよ)について、それ以前からの友人と話していて、「チョー楽しい人」とか「チョーつまんない人」とか言っているのを耳にします。
私は、自分にとって「つまらない人」つまり「退屈な人」がいるとしたら、それは私自身がその人にとって「退屈な人間」だと思われているのだと確信しています。
 なぜ、そのように思うようになったかというと、こんなことがあったからです。10年くらい前、私は会社のある同僚とよく話をしていました。その人は大変温厚でおとなしい人で、とても話しかけやすい人でした。で、私は彼と話をする時は、決まって今日の天気の話とか、休みはいつからだとか、帰省は混雑するねとか、まぁ言えば“どーでもよい話”ばかりで、正直退屈だなぁと思っていたのです。(←本当に生意気!)
 けれど、別の友人に聞いたら、その人はカラオケでネクタイを額に巻いて「スーダラ節」を歌ったり、ダジャレを連発したり、かなりヒョウキンな人だよと言うのです。その時私は、退屈に感じていたのは私ではなく、むしろ私の相手をしている彼だったのではと反省しました。と同時に、相手の魅力を引き出すだけの魅力が自分にはなかったのだとも痛感しました。
 それ以来、「この世に面白くない人などいない」と思うようになり、仕事やプライベートでも大切な人と話をしていて相手が行き詰まったなぁと感じる時は、自分の失敗談や音楽オタク歴(笑)などを話してなるべく道化に徹することで、バカ話が出来るように努力しています。そうすることで、日頃から声をかけてもらえる関係を作っておくことが、何かとプラスに働くと信じています。

 ただし、自分にどうしても合わない人で、話せば話すほど憎しみが沸くような人もいると思いますので、その辺は正にあたり障りなく取り進め下さいまし・・・。(汗)