T2U音楽研究所~はてな置き場(旧:私を支える音楽と言葉)

T2U音楽研究所/臼井孝のはてな版です。

24・成果は3年単位で

ひゃぁ〜、毎週1つ書いていこうと思っていたこの勝手連載(笑)も、月1ペースになっちゃった。でも今年も、色々なレコード会社、メディア、アーティストのお仕事をさせていただき、しかも独立してサラリーマン以上に充実した生活を送らせて頂きました。本当に嬉しい!よく会社員の方から「フリーになると、お金も時間も余裕がなくなって大変でしょ」と言われることはありますが、私の場合(というか前向きにフリーになった人は皆さんそうだと思いますが)、サボっている人と給料が一緒だったのが大嫌いだったせいか(これまた難儀な性格(苦笑))、そういう人に目を向けるストレスはなくなるし、自分がやった分だけきちんと報酬に跳ね返ってくるしで、経済的には随分な余裕を得ています。・・まぁ、時間的には確かに余裕がなくなっていますが。でも、いいんです、随分昔は「どうせこれ以上仕事しても、何も変わるわけでもないし」とサボってたところも多々あるし(汗)。

 さて、最近つくづく思うのは「あの時、やっていても無駄になっていたのに、今になって仕事に活きている!」と思うことが多々あるということです。以前にも、「人生に無駄などない」というカッコつけた事(でも、事実ですよね!)を書いてしまいましたが、より現実的に考えると「成果があったかどうかは少なくとも3年単位で待ってみる」というのが最近実体験となって分かってきました。例えば、その時一所懸命調べたのに、プロジェクトが頓挫して全く使わなかった知識とか、ってありません?私の場合、そういうのが3年くらい経ってわらわらと出てくるんです。だからまぁ、若いときはどうしても感情的になると思いますが、3年間待ってみて、その時々で前向きに考えられればと思います。かくして、私は3年前の知識を糧に、2月中旬までお仕事が詰まっております。さて、来年はどうなることやら!?