T2U音楽研究所~はてな置き場(旧:私を支える音楽と言葉)

T2U音楽研究所/臼井孝のはてな版です。

25・意外と儲かりません(笑)

今さらですが2007年も明けましたね。今年もヨロピクお願いいたします。

昨年は、自分が学んだことを割とコンパクトに、しかしやや固めに書いてまいりましたが、今年はもう少し音楽日記という感じで、ダラダラ書いていければと考えております。

 さてさて、最近のワタクシと言えば、相変わらず<1・メーカー向けの音楽分析><2・CD制作の企画・監修・選曲サポートのお手伝い><3・ペンネーム(つのはず誠)での執筆>の3本立てで生活しておりますが、まぁ、執筆のお仕事(3)は月の第3週〜第4週に集中するので別に覚悟しているので構わないのですが、今は2のお仕事で、しかも数年越しの夢であった旧譜復刻のサポートでバタバタしております。また、後日お知らせいたします。

 しかし。これを本業(1)の音楽分析の仕事の合間にやっているので、結構落ち着かないのです。「あ、こんな事も出来るのでは!?」とか「この曲も収録できるのでは!?」とかついつい横道にそれてしまい・・・。いやぁ、趣味を仕事にするのは良いものかどうか(苦笑)。(注:音楽分析も趣味なんですが、それを「仕事」として仕上げるにはちょっと気合いが要りまして、それよりは企画のアイデアをダラダラと考えているのが楽しいのでついつい逃避しているのです。)

それにしても、お正月、久しぶりにあれこれネットサーフィンしてみると、音楽ライターの方たちのサイトとか、それを志望しておられる方のブログとか、とっても多いなぁと感心しました。

ちなみに、一般的なギャラはと申しますと、

(音楽分析)>(CDの企画・監修)>>(音楽ライターとしての執筆)

となります。
その一方で、自分のやった仕事を直接知ってくださる人数は、

(音楽分析)<<(CDの企画・監修)<(音楽ライターとしての執筆)

となっています。つまり、多くの人に見える仕事というのは余程名を上げないと、いやかなり有名なライターの方だって本が売れない限り、決して儲かってはいないと思います。

ですので、音楽ライターを志望されている方は、おそらく今なさっているお仕事より決して収入が増えるものではない、ということを覚悟なさるのがよろしいかと思います。私のバヤイは、元々会社員時代に“つのちゃん”の執筆仕事を始めたので、執筆は今後も本業を差し置いてまで広げるつもりはないのですが、もし広げたとしても今よりゆとりのある暮らしは出来そうにありません。
 ということなので、こんなに情報が溢れている時代なんですから、信憑性の有無すら問われずに(本当は、素晴らしい文章もあるんですが、それが分かりづらい)情報を発信するよりも、その情報をまとめて何かを動かしたり、それを分析したりという仕事の方が音楽ですらニーズがあるかもですよ♪(でも、私の仕事は奪わないでね(汗))まぁ、でもこれは単に収入面についてだけで、やっぱり最後は好きな仕事をするのが一番だと思います!