T2U音楽研究所~はてな置き場(旧:私を支える音楽と言葉)

T2U音楽研究所/臼井孝のはてな版です。

413・今年も視点で攻めます

河合奈保子・しんぐるこれくしょん

明けましておめでとうございます♪

2014年は、1月2日からガシガシ仕事をしております。ここで昨年の反省をば。

本業の音楽市場分析の方は、これを発端に独立できた訳なので、これからも強みとして頑張りたいところ。パッケージからダウンロード、更にはサブスクリプション型と、ますます複雑になる市場ですが、アンチエイジングの一環だと思って、理解、考察、推測していきたいものです。扱っているデータがクライアント様のものだったり、公開データでもクライアント様に提出するもので、当然ながらそれをSNS等に公開できませんが、意外と暗躍しているのです(笑)。

「つのはず誠」ちゃんの執筆の方は、歌詞検索とかサウンドスキャンとか独自のチャート分析、全国のショップ紹介、日経エンタ!、共同通信サイトでの隠れた名盤紹介、さらに本誌では業界人インタビューやグラフ・表の作成など、他とかぶらない変わり種ばかり担当し、それをSNS等で拡散してくださる方もいて、分析することや視点を変えることの魅力を少しは伝えていけたかな〜と思います。あとは、いつか書籍につながればいいなと思います。私、CDでの執筆は50作ほど、雑誌や増刊の10ページ以上の担当は20回ほどありますが、本はないんですよね。憧れます〜。(まぁ、筆力勝負ではないので仕方ないのですが。)

そして、CD企画の方、昨年はコンピレーションに5作ほど関わりましたが、トータルとしての売上げは、メーカーさんから「引き続き〜」とお願いされているので及第点と思うのですが、なんかお店や通販先が仕入れてくれるかという顔色を伺いすぎて、その先のリスナーが楽しんでくれる所にあまり行けなかったかなぁと、やや反省しております。かと言って、その面白さを追求したら、初回出荷枚数100枚とかショップで総スカンとなるので、これまた難しいのですが。それでも、「その手があったか!」的な切り口で出せるよう努力します。(って、4月発売予定までの編成会議にまだ提出できていないので、まだありませんが)

そんな感じで、今年も、視点の鋭さや面白さを見せていければと思います。手始めは、1月下旬予定の日経エンタテインメント!増刊(別冊?、詳しくはまた発売が決まればお知らせします)で80年代特集があり、そこで主要女性アイドル24組のカラオケ人気曲TOP10を分析する予定です。そう、24組ともなれば、河合奈保子を含むTOP10常連アイドルあたりまで網羅されるのですが、それがレコード売上げでは見えない「今なお歌い継がれる名曲ランキング」となっている訳で、面白いです!(そうそう、そのレコード売り上げでも「ハーフムーン・セレナーデ」は8.4万枚で失敗とか言わないでもらいたいですね。アルバムからのリカットで前作比2倍なんて、そうそうない快挙ですよ。こういうのって、100人いたら一体何人の人が理解できるのか、すごく気になります。以上余談でした。)とはいえ、データだけ垂れ流しても、事実誤認が進むだけなので、マークや色分けで、より理解が進めばと思います。奈保子さんといえば、「どうせ、“スマイル”か“けんか”でしょ?」と思うかもしれませんが3位以下を当てるのは難しいと思うなぁ〜。あと、やっぱり松田聖子は凄いんだなと。ではどうぞ、今年もご支援のほど宜しくお願い申し上げます♪