102・オトナじゃないの

　どうして私は、 「難しい」 という言葉が、時に人を傷つけないように、時に双方の関係を円満に保つように、「絶対無理！」という意味で使われていることに気付かないのだろう。色んな企画を通そうとする度に、いつも後悔する・・・っていうか、あんた（＝私）、そんな言葉ばっかり使ってきた京都人でしょ？？しかも、中島みゆきもめっちゃ聴いてきたのに！！ということで私は、「アリガトウ」っていう意味が「これきり」っていう意味だと最後まで気がつかないでしょう（苦笑）。

　それはさておき、先日発売された岩崎宏美さんの『ALBUM』『albumII』について、「紅白音源は全部入れて欲しかった」というお声をいただきました。→でも、全部入れたら入れたで、「音源だけでは中途半端。映像も入れて欲しかった」と言われそう。→しかも、映像を全部入れたら入れたで「紅白で歌っていない楽曲は、別の番組から引用して欲しかった」とか言われそう。・・・・・うーん、私はいつになったら合格点をいただけるのでしょうか（笑）。ちなみに、ある歌手で紅白出演集DVDが出ていて、それは5万枚レベルで売れているヒット商品なのですが、それでもまだ採算が取れていないという話があります。紅白は、視聴率とかセールス効果とか地方巡業のギャラのみならず、使用料とか権利処理とかも別格な存在なので、1975年〜1988年のうち、他のCDでは楽しめない87年当時ならではのダイナミック「夢やぶれて」がCD化されたことでも、前向きに楽しんでいただければ。喜ばれないならば、もう最初から何も追加せず、シレっと出します（←ウソです！・・って、それじゃ元の木阿弥やん。そんな子供じみた事はしないけど、時々そんな気分になるんですよ〜。まだオトナじゃないっす・・・魔法の子でもありませんが（笑））。

　ところで、前回のゴルベスIIの所で書いた「私が好きだけれど、無茶してベストに入れない曲」ですが（kumonidairaさんアドバイス有難うございます！）、あの14曲が“マイベストヒロリン”ではありません。・・というか、「マドララ」や「思秋期」をマイベストに入れなかったら違和感ありすぎですやん（微笑）。また2001年以降にも好きな曲はあれこれありますし（例えば「手紙」は歌詞が凄く良くて、生活するごとに好きになってる）、あくまでも1975〜1999年のビクター時代で、まだGB未収録の好きな曲を挙げたまでですのでご了承ください。あと、「許さない」も書くのを忘れてましたが思い出深いですね〜。アルバムでは『FULL CIRCLE』と『SHOWER OF LOVE』って音の情報量が圧倒的に多くて好き！5月に復刻されるSHM-CDで、その凄さが分かるはずなので、この辺もどうぞお楽しみに♪