T2U音楽研究所~はてな置き場(旧:私を支える音楽と言葉)

T2U音楽研究所/臼井孝のはてな版です。

165・まだまだのままだ

先日、ある人口50万人前後の中規模都市2つのCDショップを合計15件回ってきた。目的は、元気ショップの連載のネタ確保と、『LIGHTS OF LIFE〜明日のために』の在庫状況を調べるためだ。

 そうしたところ、なんと15件中、お店にあったのは1件だけ。大型電器店も、モール内のタワレコも、大型書店も、コロムビアさんが非常にお強い演歌店も全然なかった。うーん、悲しい!しかも、サンプルCDと評判が良い部分のネットニュースのコピーを持って、店員さんにお願いしても(といっても、仕入れを強要するのではなく、良かったらご参考くださいという程度)、「あー、うちはセントラルバイイングだから無理無理」と言って固辞されたり(←個性がなかったらリアルショップの意味は??)、受け取っても、いかにも胡散臭いと思ったのか、まったく感情が不在だったり(←それだったら人件費のないネットに頼むぞ、マジで)。うーん、実際に聞いてもらえれば、他のコンピよりも流れも良いし、コンセプトも明確だし、その良さが分かるのになぁ〜〜。事前にいろんな人に相談した時も、すこぶる評判が良かったのになぁ。あ、タイトルがイマイチっていうのはある人に言われた。「今は、絆でしょう」って。ちなみに、『絆』コンピ、今期に結構出ています。ちなみに、100万枚売れているCDでも、欠点はいくらでも見つかるので、CDの場合、減点方式の評価は全く無意味です。

 このもどかしさは・・・・はっ!05年に発売され200枚(さすがに今回はこれよりは売れています(笑))からスタートした『名曲発掘!ジュエル・バラッズ』と酷似している。あの時は、美奈子.さんのお悔やみ需要で、あれよあれよと“ネット”中心で売れたけど、お店を回った時は「Amazonで連日上位なんです」と言っても、「そういうのは、メーカーから情報いただくので結構です!」と、その場で名刺や資料を捨てられたことも。メーカーがリストラ等でお店に回れないから、自分の足で回っているのに〜!!

 まぁ、でも、実はかなり予想外に何度でも聞ける良い作品なので、じっくり広めていきたいです。(あ、歌ネットさんの特集ページすっごく良いので、買われた方も買ってない方も一度ご覧下さい!)

 市場分析でも連載執筆でもお店の応援を何年もやっているつもりなのに、そんなお店の大半からケチョンケチョンな扱いを受ける私は、相当ミジメだが、そのギャップがある意味ドラマティックで、ちょっと笑えるかも。きっと、まだまだ無名で、まだまだ世間に何の貢献も出来てないよと、お天道様(笑)から叱られているのだろう。今は、いつか訪れる幸運を信じて(って、そこがまた浅ましい(笑))ただ前向きに臨みます。もしお時間ありましたら、こっそりと応援してやってください。

 ちなみに、私事では、最近嬉しいことが結構続いているので、そこで正負の法則が働いているのかも。尚更謙虚にすべし!