T2U音楽研究所~はてな置き場(旧:私を支える音楽と言葉)

T2U音楽研究所/臼井孝のはてな版です。

181・揺るがないファン心理

 あー、加藤ミリヤの「慟哭」カバー(5/30発売のシングル・カップリング)、聞きたい〜!実は、この歌詞のドラマ性、きっと加藤ミリヤなら大好物だとずっと前からイメージしていたんです。彼女の歌詞の切迫感ってまさに、この歌詞の「キケヨ イヤヨ キケヨ」だと思っていたので。これは勝手にトラウマみたいに感じてシングル買ってしまうべきか?(ちなみに3枚組ベスト盤は購入しました。)

 それにしても、私にとってどんなに馬鹿にされても気にせずファンでいられるのがしーちゃんこと工藤静香なのだ。他のファンアーティストの中島みゆきについては、相変わらず前世紀で頭が止まっている人と出会う度、心の中で何度もため息をついてしまうし、岩崎ヒロリンについても「今の岩崎宏美って『聖母たちのララバイ』を地声で歌えないでしょ?」なんてその1点に固執しまくる発言をされれば、やっぱり残念に思うし、中森明菜もワーナー期だけしか知らないくせに語りたがる人がいれば「お前は分かりやすいTVタレントか??」と思うし、他にもよりによって先入観を持たれやすいアーティストばかり好きなのに、その度に“ためいき また一つ”な私。

 だけど、工藤静香だけは別で、旬な男性ばかりに気に入られてきたせいか独身中年女性からの凄まじいバッシングを耳にしても、歌謡曲ファンから「超落ち目」とか言われても、ネットニュースで「髑髏の指環、ひどい売れ残り」と書かれても、『HEY!HEY!HEY!』で友近が「Blue Rose」を♪とっあいせちゅぬぁ〜ぅわいをにゅあくしてぇ〜なんて下品なモノマネをしていても、全然大丈夫。むしろ一緒に手を叩きながら笑っているかも。私自身も「BOOK OFF(の100円コーナー)からしーちゃんを救い出せ!」なんて変なページを書いているほどで、どこか小馬鹿にしているのかもしれない。

 多分、そんなツッコマレどころ満載な部分も含めファンなんだと思う。その生き様自体が、あのごった煮感満載の彼女の歌の世界をそのまま表現していて、かえって心地よいのかも。その意味では、これまで意識してこなかったけれど、実は1番のファンなのかもしれないな〜。いつか、彼女のCD企画にも携われるといいな〜。絶対に表面的じゃないライナーノーツの聞き手になれそうな気がするんだけど!それまでもっと認められるように、あれこれ頑張ろうっと♪