T2U音楽研究所~はてな置き場(旧:私を支える音楽と言葉)

T2U音楽研究所/臼井孝のはてな版です。

194・笑ってこらえて-明日のために-

 先日、仕事仲間うちで“雨と言えば何の曲を思い浮かべるか”が話題になった時、

「臼井さんは、『雨の御堂筋』だよね(嘲笑)」と言われ、苦笑いした。実際の私は、70年代以降なら、どの年代の曲も思い浮かぶのだが、一部の人からは「女性アイドル」「演歌・歌謡曲」「ナツメロ」しか知らない と思われていることがある。今は、そんな誤解で癇癪を起したりしないが、数年前は、その度に悲しかったり怒っていたり、ネガティブな感情が湧き出て、自分でも制御するのが大変だった。

 でも、最近ようやく気づいた。これは、私の能力のうち、その人の理解できる部分が、「女性アイドル」「演歌・歌謡曲」「ナツメロ」だけであって、私が、最新のヒットチャートを分析したり、市場全体についてコメントしたり、アンケートの集計分析により今後の指針や戦略を提案したりしていることについては皆目念頭にない(あるいは興味がない)から仕方がない事なのだ。

 多分、若い方ならば、会社の中で、今の仕事に対して十分能力を発揮できず、「自分はもっとこんな事もできるのに!!」と、評価に満足していない方もいるのではと想像する。そんな時は、

あなたの分かりやすい部分だけで判断していて
あなたの未知な能力を理解していないだけ

ということを心に留めておいていただければ。また、これは相手が理解しやすいようにアプローチ方法を変えようと決めるキッカケにもなるのだから、悪い事ばかりでもない。私の場合は、明日のために顔で笑って、心で泣く・・・だけじゃなく、次の施策を練るようにしている。様々な提案は、すべて“その瞬間(とき)から・・・”始まっています♪