T2U音楽研究所~はてな置き場(旧:私を支える音楽と言葉)

T2U音楽研究所/臼井孝のはてな版です。

290・「疑問符」が仕事の素?

あー、原稿、原稿、また原稿。。。今週は、あまりに原稿づいていて、さすがにこちらに来てブログを書く気が起きませんでした。まぁ、これは自分の備忘録みたいなもので、期待薄だから良いのです(ヤケ)。

それはさておき、さっきTVをチラ見したら
「これまでの仕事は正解を憶えることで、時間やコストを削減出来てきたが、
これからの仕事は、正解のない世界で戦っていくので、
これまでの “正解を憶えていく”という従来の教育では役に立たなくなる

みたいなことを言っていて、目から鱗だった。

あっ、それで私のような零細個人事業でも、
「これは、なぜこうなんだろ。。??こうなればいいのに!!」

と考えては、疑問を投げかけたら、綱渡り人生のはずがいつも仕事に繋がっているんだと、その偶然の連続に感謝した。(全然計算のない人生です(苦笑)。)

言い換えれば、従来型でも儲かるような会社にいたら、私のような人間は、何の役にも立たないのだろうなぁ。(だから、どちらの仕事が優れているとかはない。)

今、追われている原稿にしても、

オリコンを上から見たら、AKBとジャニーズとK-POPとアニメばかりになるから、それ以外の特集記事を作って、 “音楽”で売れている、売れようとしているアーティストをきちんと紹介しましょうよ! 」

と力説したことから始まったのだが、いやぁ、言っておきながらこれがまぁ難しいこと!だって、今年のシングル年間TOP20は全部上記で埋まりそうなんだもん。そういった別枠さんたちを対象外として、ヒットアーティストを掘り起こすのがいかに難しいか痛感した。しかも、自分だけじゃなくて、読み手にも理解しやすく加工しなくちゃいけないし。あー、同じページ数で、アーティスト・インタビューをしている他の執筆者が羨ましい〜(笑)。華やかだし、ミーハーな女子連中からも「えぇ、あの人にインタビューできたの〜、すごーい!」とキラッキラの目で見られるのに対し、こちとら、グラフや表を試行錯誤しながらまとめて、取材があるとしても、ヒット・アーティスト、を手がけたスタッフとか社長さんとか中心で、外部の人に話しても、「ふーん・・・」みたいなテンションだし。

つまり、こんな「疑問符」ばかりで生きていると、仕事は来るけれど、いつも人より手間のある仕事ばかりになるので、これが幸せなのか不幸せなのかは、ご自分で決めて下さい(笑)。私ですか?そりゃあ、こんなニッチな視点だけで十分生かされているのだから、幸せに決まっています♪