311・貸し借りドンブリの関係で

　河合奈保子の復刻ライブDVD、うちのサイト経由のAmazonで100枚以上売れています。いやぁ、今回は動きがいい。奈保子さんの場合、ライブだとその凄さがよく分かるので、ビジュアルだけ好きな方もどうぞ。YouTubeでは分からない迫力があるので。（ちなみに、岩崎ヒロリンの紙ジャケ復刻も月に5〜10枚、中古プレミアムが1万円前後で取引されています。『ROYAL BOX』なんて5万〜10万円で年に数回動きます・・・。現在に繋がるものとして前向きに捉えます！）

　さて。昨日、ネットのみで繋がっている業界のある方をFacebookやTwitterから削除した。自分が監修や解説で関わった作品のお知らせがジャンジャン来るのに、こちらからのお知らせには一切反応しないし、何か釈然としなかったのだ。しかも、そもそもその人と知り合ったキッカケは、彼の解説がWikipedia丸写しだったので、それはリスナーにも失礼だし、こうこうこういう風に変えた方がいいんじゃないですか？とメールで進言したら、その続編となる解説を今書いているので明日までに直してくれないか？という返事が来て、まぁそういうデータものを放置する訳にもいかず、急いで直したのにそれをボランティアで済まされたというのがあった。いや、普段からやり取りが何度もある人には、ボランティアで十分だけど、初対面“前”の人に対して、それはどうだろう。お互い良い大人なのに。その後、それに対して、取り立ててフィードバックもなく、相変わらずリリースニュースとか、FacebookやTwitterの申請とかだけがあり、別に自分が好きなジャンルでもないので、今回削除することにした。

　長い目で見れば、仕事のコネはなるべく断ち切らない方がいいのだけれど、やっぱり貸し借りを気にしない、あるいはドンブリ勘定で帳消しになる関係がいいなと思う。学生時代からの友人だと、その“ドンブリ具合”がどんどん大雑把になるので、つきあいの年月が長ければ長いほど良いのだろう。言い換えれば、付き合い始めの相手ならば、先方が「こんなにお世話しているのに・・・」と不満を持っていないか注意すべきだ。ちょっと頼りっぱなしになっている人がいないか、あらためて注意してみたい。