357・1つの欠点より総合点で
Aという人が100万円分、人のために働いたとする。
そして、Bという人が1億円分、人のために働いたのだが、過去に100円の不正をしたことでその免職を問われているとする。
私は、こういった場合、いつもBの人の肩を持つのだが、政治とか芸能界とか、とかくネット社会になってからは「A」のような考え方に偏っているように思える。でも、「B」のような人に才能がある場合も多々感じる今日この頃だ。ちなみに、私と全くウマが合わなかった会社員時代の上司(のちに私の部下)だった人は徹底的に「B」を批判する人だったなぁ。
今、映画『レ・ミゼラブル』が大ヒットしているようだが(岩崎宏美や本田美奈子が出ていたミュージカルしか観ていない私)、ジャン・バルジャンに共感する人が増えて、潜在的に「B」的な評価が高まればいいなと、レミゼ関連ニュースを見る度に密かに願っている(微笑)。
ジャケットは、その「夢やぶれて」も収録されている、岩崎宏美がプラハでチェコフィルと共に録音した『PRAHA』。これは12曲しか収録されていないけれど2枚組ベスト並みの充実した作品です♪