369・関西ルールで情状酌量
ここ数日、元・フジテレビアナウンサーの長谷川豊さんのブログを日課のように愛読している。
もう読めば読むほど、あれこれ頷くことばかりだ。大体、超高給取りで報道の姿勢から実直(ある意味不器用)な人が、(彼クラスにとって)少額をごまかすこと自体、おかしな話だと思っていたのだ。
また、彼のとことんまでの関西人気質も、あぁ関西人らしいなと思ってしまう。
・会社を辞めてまで真意を伝えること
・領収書をその場しのぎで書き換えたこと(これが要らぬ疑惑の始まり)
・シリアスな話中にちょいちょいジョークやプチ自慢を入れること
・何かと優遇されがちな女子アナへは毒舌で愛のムチを
などなど。。。多分、東日本の大都会出身の方は、この辺のさじ加減が不可解かもしれないなぁ。
私自身も、会社員時代、先に入社した超無能(笑)な人が、掃除をサボり過ぎているのを、関西的ツッコミでジョーク混じりで注意したことがあり、「先輩に対して何と言う無礼を!」と逆ギレされ、彼のサボりには触れずに、なぜか私が各部署上司集合の反省会議にかけられるということがあった。(しかも、「学歴が高いからといって、なんでもわかると思うなよ!」的な注意を受けるという、なんとも理不尽な会議。子供か?(苦笑))
いやいや、「郷に入っては郷に従う」と関西的なノリを世界照準だとカンチガイする事は良くないけれど、でも、そのフジテレビも、彼に悪意がないことや、15年に及ぶ自社への貢献度、さらに未来への可能性も考えれば、もう少し情状酌量もあったのではないか、とつくづく思ってしまう。その方が、彼にも会社にも大いにプラスになると思うのに、これでは彼を罰した人“だけ”の「お手柄」(犯人つかまえましたぞ、的な)になっただけではないかな。大体、SNS等で個人がどんどん本音を喋れる現代に箝口令ってあまりにナンセンスでは?
ということで、私は、相手の落ち度に対し「それ見たことかーーっ!」的な指摘魔になるのではなく、それは自分が“貸し”を作る絶好のチャンスだと思って(ニヤリ)、関西ルールを適用し、その後お互いに仕事がやりやすいように努める。まぁ、そんなエエ加減さも個人事業主ゆえかもしれない(微笑)。
ジャケットは、許す、許さないと言えば、1999年のヒロリンのシングル「許さない」収録のアルバム『Never Again〜許さない』。私、このシングル(握手もないのに)10枚は買っているし、有線にも500回はリクエストしたはず。因みに、先日のSTBでのLIVEでは母性が加わって、“許す”歌になっていました!まだまだ成長するヒロリンに大拍手!!