400・12年ぶりのリベンジ
日経エンタテインメント!11月号にて、2001年の「宇多田ヒカルVS浜崎あゆみ」直接対決に関する記事を書かせてもらった。これはネット上で初めて誹謗中傷を受けた出来事(日経エンタ!で「浜崎あゆみが勝つ確率が65%」と書かれていたのを、チャート関連の執筆をしている私の判断だと勝手に“誤解”され(当然、私は全く関わっていない)、矢継ぎ早にひどいメールやら悪口掲示板からのアクセスやらを受けた)と関係していて、その出来事から数ヶ月はその2枚についてまともに音が聞こえないほど、胸が痛む出来事だった。しかし、その誹謗中傷をきっかけに
「データが見えるということは、データを見ていない人“以上”に現場を見なければ、データしか見ていないとみなされる」
ということを学び、全国のショップ周りやLIVE見学をいっそう積極的にして、それが今のCDショップ訪問というユニーク連載にも繋がるなど、良いこともあるし、何より今回同じ現象についてニュートラルな気分で書く事ができたのが嬉しい。きっと、私も少しは強くなれたんだと思う。
まぁ、それでも
「CDショップに詳しいということは、ネット通販や音楽配信についてよく知らないガラパゴス人間」
とも思われることもあり、やれやれなんだけど(笑)。まぁ、そうやって誤解されることが、次の推進力になるので、まだまだ勉強し実践していきたいと思います♪
それにしても、約30本の名盤ミニレビューも依頼され書いてみたんだけど、自分がどれを書いたのか執筆者名が書かれていないし、やっぱ自分だけの連載まで持っているのに、そういった若手ライター育成用の仕事までやっちゃダメだなぁって反省した。だから、今後そういった仕事があれば若い方に譲ろうっと。