T2U音楽研究所~はてな置き場(旧:私を支える音楽と言葉)

T2U音楽研究所/臼井孝のはてな版です。

483・メディア情報も複眼で(前編)

 
(↑怒ってないってば。目と眉毛が近いんだってば)

12月から1月にかけて、NHK総合、読売新聞&共同通信発信のスポーツ紙&地方紙、日経エンタテインメント!の年間特集、そしてレギュラーの執筆と、テレビ、新聞、雑誌、Webと4種類のメディアに露出させていただきました。それぞれに良い所、学ぶべき所がある一方で、それだけでは分からない事実も多々あるなぁと思い、よく「ヒットチャートは複眼的に」とアホの一つ覚えのように(笑)繰り返している私ですが、「これはメディア情報も複眼的に押さえるべきだな」と実感いたしました。以下、メディアごとにまとめたので、良かったら頭の片隅にでも置いていただければ♪

テレビ:全メディアの中で、いや私が小物なせいですが、毎回、(登場時間)/(打合せ時間)比率が最も低くなります。今回も、2時間打合せして登場時間30秒ほど。逆に言うと、それだけキャッチーな言葉、興味を引く言葉が求められます。しかも、そこにはエンタメ的なキーワードがないとボツに。私は自分なりに分析してから真実に向かうというスタンスなので、この分じゃあ生放送なんてとても無理。
長年、日経エンタ編集委員品田英雄さんが生放送に出演されていて、昔の私は「それ分かるけど、、、正確にはそうじゃないし」とぶつくさ文句を言っていましたが(ゴメンナサイ!)、いざ自分が出演するとなると、その的確さがよく分かります。正確さよりも、その場で笑いや驚き、感心に変えることがテレビでは重要と思われます。これも勉強だと思って頑張ります〜。

新聞:私は、このブログ、TwitterFacebookなどSNS全般において、同キャリアの同業の方に比べ、随分とシオシオな状況(苦笑)ですが、それとはうらはらに、新聞メディアからの連載やコメント登場、取材は恐らく音楽業界の中でもそこそこ多い方だと思います。おそらく、私が図表を用いた解説が多かったり(一見、インテリっぽい。えぇ、実際は違いますとも!)、市場規模などの数字を説明したり、という点を記者の方が気に入ってくれるからだと思います。
しかし、その反面、新聞は反体制的スタンスというか、社会問題を言及するのが生業の方も多く、私がニュートラルに答えたつもりでも、紙面に出たら随分と辛口に味付けされていて驚くことがあります。ただ、讀賣新聞の清川記者など一部の方は、私の言いたかったニュアンスをそのままに汲み取って下さり感心します。これって普段の仕事でもなかなか出来ませんよね。ともあれ、新聞コメントの識者枠は、前向き発言に読み換えて丁度くらいかなと思います

ちょっと長くなりますので、続きは後日にでも。こんなヨチヨチな私に今後もあれこれご鞭撻下さい♪