418・アイドルカラオケ人気(1)

前回の告知通り、『日経エンタテインメント!80's名作スペシャル』内「80年代デビュー女性アイドル24組のカラオケ人気曲ランキング」の本誌に載せられなかった部分について、順次補足解説してまいります。あくまでも補足ですので、詳しい分析は本誌をご覧下さいませ。（意地悪している訳ではなく、それが売れたり評判になったりしないと、こういった企画は次から出来なくなり私含め80年代ファンの首を絞めてしまうので、その点どうぞご理解くださいませ〜。）

松田聖子：聖子さんは、本文にあるようにアルバム曲＆B面曲の人気がアイドル界トップレベル。ちなみに、逆にレコードヒット曲なのにカラオケTOP30圏外なのが「野ばらのエチュード」「ピンクのモーツァルト」「ボーイの季節」「Strawberry Time」だったりします。皆様、歌いましょ！

岩崎良美：ヨシリンは、あの表だけ見ると“○ッ○お姉さん”と言われそうですが、ご安心を。11位に「恋ほど素敵なショーはない」、12位に「ごめんねDarling」が入っていますし、やはり優良歌謡歌手なのです。

柏原芳恵：TOP10の他の人気曲は14位の「化石の森」（火サス！）でしょうか。オリコンTOP10ヒットの中で最下位は「春ごころ」でした。五輪真弓作詞・作曲の名曲。皆様、歌いましょ！

河合奈保子：ナオナオ先輩は自作曲も含め（←ここ重要！）基本的にシングルが人気ですが、オリコンTOP10ヒットなのにあまり歌われていないのが「北駅のソリチュード」「刹那の夏」そして最下位は「ラヴェンダー・リップス」でした。でも、「ラヴェンダー〜」は大好きという人いますよね。ちなみに、B面一番人気は21位の「ハリケーン・キッド」でした。アルバム曲も「Sky Park」「夢かさねて」「星になるまで」「Dear John」などのバラードも配信されたら影の人気曲にならないかな〜と勝手に期待。ともあれ奈保子さんはB面にも名曲が多いので、皆様、歌いましょ！

薬師丸ひろ子：薬師丸さんは12位の「天に星、地に花」、14位の「A LOVER'S CONCERTO」が意外と高いかも。オリコンTOP10曲中で最下位は「ささやきのステップ」でした。こうしてみると、中庸路線はカラオケで人気ない感じですね。

松本伊代：伊代さんは、実はフェミニン路線がちゃんと認められてたという結果で、改めて感心しました（詳しくは本誌）。男子が大好きな「オトナじゃないの」は14位と、12位「信じ方を教えて」や13位「Last Kissは頬にして」よりも下位でした。いやぁ、伊代ちゃんファンの楽曲の聞き方って素晴らしい！

小泉今日子：KYON2は長寿アイドルなのに、聖子、明菜のようにアルバム名曲が見つからず。なお、『Kyon30』でも通なファンの人気曲4位だった「Fade Out」がカラオケでは26位と大苦戦。あの歌、素人が手を出しちゃいけないってことなんでしょうね〜。

堀ちえみ：本誌のTOP10でもこの人の演技のクサさ（多分に大映側の戦略があったとは思います）が楽曲にインパクトを与えていることが明白に。楽曲ファンの多い「愛を今信じていたい」は13位、「夢千秒」は15位、「Wa・ショイ!」は16位と割と普通。

とりあえず、前半8組を補足しました。残りはまた次回に〜♪