T2U音楽研究所~はてな置き場(旧:私を支える音楽と言葉)

T2U音楽研究所/臼井孝のはてな版です。

388・栄光の男

ピースとハイライト (完全生産限定“胸熱35

日曜日は、サザンオールスターズの復活LIVEに行ってきました〜。

相変わらずほぼノンストップで10曲近く歌うコーナー有り、全部で32曲(+替え歌とか寸劇とか)あり、3時間をゆうに超える内容で、本当にタフでビビった〜。様々な報道規制で新曲「ピースとハイライト」、名物の放水歌唱「みんなのうた」とラテン風ダンサーの「涙の海に抱かれたい」の3曲しかTV等で流れてないけど、実際には凄まじい仕掛けの連続で、何度も気絶しそうに(笑)。特に「マンピーのG☆スポット」は、桑田佳祐の熱気と狂気が入り混じった歌唱、そしてどんどんハレンチにエスカレートするオブジェで、いろんな意味で映像化できるんだろうかと心配になった。

それにしても、25周年、30周年、35周年と毎回LIVEを見学させてもらっているけど、アルバムとかB面の曲になると退席し、そして人気曲になると戻ってくるというファンの人が以前より随分と多くなっていてビックリ!!猛暑ゆえに水分補給が必要とも取れるけど、実は当日の横浜は周囲でゲリラ豪雨があったせいか、さほど暑くなく風もいい感じに吹いてたし、席での水飲みもOKでした。途中退出が増えたのもフェス流行の弊害なのかなぁ。なんか、LIVEの楽しみ方がつまみ食い感覚で、マナーとしても気になるし、あと隠れ名曲発掘隊(笑)の私としては、「これこそ、聞いて欲しいのに!!」って歯がゆいのよ、その態度〜。まぁ、お金払ってるんだから、自由に観て自由に休んでという主張も分かるけど、席を動く度に周りの人が視界を遮られたり、雑談の度に音を遮られたりしてしまう、ということも考えて最小限にしてもらいたいなぁ。自由と迷惑がリンクすること、ちょっと想像すれば分かるはず。

話変わって、最新作から「栄光の男」(ジャケット「ピースとハイライト」の3曲目。)は、何度聞いても泣けるし、今回も生で聴いて大泣き。長嶋茂雄がモチーフ(だから「3 栄光の男」、多分!(笑))だとインタビューで聞いていて、「あぁ、長島よ、永遠あれ〜」的な英雄讃歌かとタカをくくっていたら、社会に揉まれながら、それでも愛する誰かを求めて日々を生きる一介の男を歌っていて、もう共感しまくり。これは自分が人生折り返したからこそ胸に響くんだろうな〜と思った。まだまだ達成していないことばかりだけど、こういう歌を聴くと自然に頑張れるな〜。良かったらご参考までに♪