T2U音楽研究所~はてな置き場(旧:私を支える音楽と言葉)

T2U音楽研究所/臼井孝のはてな版です。

463・読売新聞に寄稿しました

6月26日付の読売新聞夕刊第二面に「もったいない語辞典」として寄稿した文章が掲載されました。毎週、各方面の先生方が「この言葉が消えてしまってはもったいない」をテーマに、執筆するものに、私のような何の権威もない者が出るのは、気恥ずかしいものもありますが、全国規模で主張できる場をいただけるのは有難いことです。また、いつもは、取材を受けてコメントで登場する場所に、自分で文章を書いて掲載されるというのは格別なものがあり、ああ、仕事を続けていて良かったなと思います。

実は、テーマの選定に、1か月間ダメ出しを食らっておりました。以下、私が「やってみたい!」と思って、ボツになったもの。

「異国歌謡」「カセットテープ」「B面」「ポプコン」「8cmシングル」「ツッパリ」「シティポップス」「心霊歌謡(この辺になってくると、もうヤケクソ笑)」

・・確かに、どれもこれも分かるけど、マニアックで広がりが無いなぁと言われ、意気消沈(苦笑)。

で、5月の掲載例が「すみません」「指導」だったので、

「あっ、実際に消えていなくても、消えつつある言葉で良いんだ!?」と思い直して「ヒット曲」を提案し、無事採用され記事を書きました。

考えてみれば、「ヒット曲」にこだわり続けた35年。私の場合は、ヒット曲が好きというよりも、「今後、ヒットして欲しい曲」や「本当はヒットしている曲」(さらには「本当はヒットしていない曲」(笑))などが好きで分析しまくっての現在なので、他の音楽好きの方やチャートフリークの方とはちょっとズレているけれど、こんなズレた人間でもお仕事をずっといただいているのは有難いことです。これからも、ヒットのお手伝いが出来ればいいな〜♪