T2U音楽研究所~はてな置き場(旧:私を支える音楽と言葉)

T2U音楽研究所/臼井孝のはてな版です。

3・幸せには敏感な方が良い

 第1弾、第2弾とちょっと堅いことを書いちゃいました。基本的に独り言のようなサイトだけど、ちょっと反省して、第3弾は

「幸せには敏感な方が良い」

とします。これは、自分の同級生や元・同僚に会った時によく思うんですね。大きな会社に入っていたり、結婚してお子さんがいたり、と世間的に見て私なんかよりもずっとずっと幸せなはずなのに、話をしてみると、もしかして人生に疲れてない?という人が多いなぁと思います。勿論、肩書きや家庭がどうであろうと、30代ってとっても疲れる年代だと思うんですよ。相変わらず雑用が多いまま、次世代を育てる立場にあることが多いですもんね。それもよーーく分かります。

 私自身も仕事が終わるとヘトヘトに疲れているんですが、好きな音楽を聴いたり、本を読んだりしてリフレッシュしています。それで、最近気づいたのですが、どうも人よりも些細なことで、すっごく喜べるみたいなんです!例えば、先日も中島みゆきさんが『プロジェクトX』で「ヘッドライト・テールライト」を歌っておられましたが、もちろん全体に感動しながら観てたんですが、最後の「旅はまだ終わらない」の最後の「まだ」だけ、ずらしてそして少しかすれる声で発せられたんですよね。ここだけずらすことで、この歌全体の意味が大きく膨らむことを意図してのことだと思うんですけど、そのコンマ数秒だけで涙がドーーーーーっと出てくるんです。他にも、小説を読んで憎みあっていたはずの二人が、お茶を入れるとかほんとちょっとしたシーンで「ありがとう」なんて読むと、そこで心の交流があったのだなと思い、それだけでジーーーーーンと来ます。

 ホント単純です。(苦笑)

 でも、そうやって何でも感激できる人の方が、嫌なことがあっても元気になれると思っています。物事には表の見方と裏の見方が必ず出来ると思いますが、その中からどれだけ“幸せ”を見つけられるか・・というよりも自然に何事に対しても“幸せ”だと感じられるかで、人生の見え方が変わるような気がする。私自身は、そんな些細なことでも幸せに感じてしまうオトクな(オメデタイ(笑))性格になったんだなぁ・・・と、またそれ自体を“幸せ”だと感じたりして。

 ホント単純です。(大笑)