T2U音楽研究所~はてな置き場(旧:私を支える音楽と言葉)

T2U音楽研究所/臼井孝のはてな版です。

33・誰かが見ている、きっと

 最近の私はおかしい。・・・いえ、「変人」という意味ではなくて(←否定できませんが(笑))、これまでと同じことをしているだけなのに、ここへ来て急にCDの企画やら執筆やら講演やら、と過分な仕事をいただき、それで仕事をしたらしたで色々とお褒めいただいたり、それに伴う報酬も付いてきて(笑)・・と、明らかに自分の能力や器を超えて事態が進んでいるように思います。まぁ、過分なお金かどうかはおいといて、更なる素敵な出逢いがあるというのは本当に嬉しいことです。


 しかも、それでまた奇妙なのが、趣味でまとめていたヒットチャートに関する表やグラフ、ここ数年続けてきたアンケートデータに基づく検証“ごっこ”(単に人気の電波媒体や活字媒体、さらにCD店を自分の目耳や手足で体験するというだけ)、更には本当にたまたま憶えていた数字などが、まるであたかも用意していたかのように根こそぎ仕事に使えているということなのです


 もう、ぜぇーーたいにおかしい! 私は諸葛孔明リスペクターだけど、そんなん仕込めてたらこんなチマチマ仕事せんとデッカイ会社作ってますわ(笑)。


 でも、あえて理由を考えてみると・・・ひょっとすると、これまでいくつか誹謗中傷や不当評価をされたことに対して仕返しをせずにグっと堪えたことに対して、世界中の神様なのか、公私で関わった人間様なのか、はたまた正負の法則by美輪様なのか、誰かがご褒美をくれているのではないかと思えてくるのです。いえ、本音を言うと、もう本当は仕返しをしたいと思うこともあるですが、そんなことをしたら仕事で関わったクライアントやアーティストにご迷惑がかかりかねないし、匿名でどこかに書き込もうにもマニアックな文章ゆえにすぐ面が割れるし、何よりネガティブな行動でエネルギーを使うのは悔しいし、その悔しさを紛らわす為に音楽を聴いたり、唄ったり、あとは、ごくごく限られた友人と共に語り合っています。


 つまり、自分の人生って「誰かが見て(下さって)いる」ことで初めて成り立っていると改めて思っています。といっても、霊感など全くないんで、見えない誰かから♪傷ついた日々は運命が用意してくれた大切なレッスン〜 と諭されてる気分というか。まぁ、どっちにしても、およそ元・理系とは思えぬ発想ですが(だって本当に理解できないんだもん)。


 でも・・もしかすると、今年中の仕事運を前半戦で使い切ってるだけかもしれないので(汗)、アゲアゲ気分でRock'n Rollとかならずに、
2週間後の分析レポート提出に向けてコツコツ頑張ります〜セッセセッセ(←♪クッキング クッキング クッキング〜の合いの手。この“縁の下”的効果も好き。)あ、でも私、マーケで食べてると言っても、伊坂幸太郎さんの小説内に出てくるリサーチャーのように“依頼主に相槌打つ為の報告書”とか作ってませんから〜。