T2U音楽研究所~はてな置き場(旧:私を支える音楽と言葉)

T2U音楽研究所/臼井孝のはてな版です。

38・継続すれば時代がめぐる

 8/31に、しーちゃんこと工藤静香のLIVEに行ってきました。しーちゃんのコンサートの実施は8年ぶりで、私自身も'97の『DRESS』以来だったので('98、'99は転職後ペーペーだったので、平日に堂々と早退する勇気もなく、「アイタタタタ、お腹が・・・!早退させて・・・」みたいな演技派でもなく(笑)、LIVEに行けず)、まるで少年のように朝から0909しておりました。


 会場のAXは、1F全員スタンディングだったのですが、かなり前方で観ることが出来て嬉しかったです。さすがe+ 様 、なんやかやと手数料を取りますが(笑)私みたいにトロい人間には有難いシステムです(95年の河合奈保子LIVEで既に、自分のチケット争奪力の無さを自覚)。


 演奏した曲目は、どこかの詳しいサイトにあるかと思いますが、“Best Live”と謳いつつ、シングルのみならず、アルバム曲もふんだんに取り入れる辺り、さすがしーちゃん、コアファン向けサービスも分かってるなぁと感心しておりました。しかも、全15曲くらいかなと思っていたのに、全部で24曲も(大半が2コーラス以上)歌ってくれて、たいへん満足いたしました。個人的に聴きたかったのは「くちびるを眠らせて」とか「そのあとは雨の中」とか「足下を飾る太陽」とかだったけど、それらはなくとも安定した歌唱の「in the sky」やしゃくりあげ「雪・月・花」や何回聞いてもイントロが痺れる「証拠をみせて」が聞けて凄く良かったです。(シングル曲を多数やらないと、長らく離れていたファンにも申し訳ないし、オタクな私でもそれくらい分かっています(笑))何より、「ぼやぼやできない」→「Jaguar Line」→「Blue Rose」のノンストップの流れは狂喜乱舞ものでした(感涙)。


 仕事柄、私は月に5,6回スタンディングでLIVEを観ることがあって(タダだから文句は言いませぬ)、いつも1時間くらいで「アイタタタ・・・」と足が痛くなるのですが、今回は開場から終演まで3時間半も立っていたのに、全くそれがなく、趣味を仕事にしているとは言うものの、やっぱり仕事から離れた趣味は自分が楽しめばいいだけなので、ストレスがないんだなぁ〜と思いました。まっ、趣味が仕事になるのは、形として残ったものを見た時に違う喜びがあるのですけどね。


 そういえば、最近、うちの「しーちゃんをBOOK・OFFから救い出せ!!」という何ともバカっぽい(汗)タイトルのページ
http://www3.point.ne.jp/~usu/kudo-help.html
にアルバム収録曲で検索して来る人が多く、しかもちゃんと読んでおられるようで少し驚いています。最新ベストも7年ぶりのTOP30入りだし、再び歌い手として認識されてきたのが嬉しい。だって、ちょっと前までは、検索ワードが「工藤静香 生意気」(←中山美穂の2ndと間違い?)とか「工藤静香 略奪」(←an・anでキムタクに投票しただけで、キィィィィィー彼氏を盗られた!とか妄想気味の女性?)とか、彼女の音楽には興味のカケラも無い検索で来る人が多くて、正直ウンザリしてたのですが、会場では女性の観客も多く、CDもじゃんじゃん売れてたし同じ事を同じスタンスで自分のペースで続けていれば、時代が勝手にめぐるものだなぁなんてつくづく思いました


 9月26日のヒロリンの新作も、代表曲の豪華バージョン(本当に豪華)、かつ豪華DVD付なので、こういったヒットの可能性もあるなぁと期待しています。旧来のファンの方や何となくTVで知っているだけの人も含め、多くの人に買って楽しんでもらえればいいなぁと思いました。


ちなみに、どうでもいいことですが、私、ビクターのとあるページで『思秋期から・・・男と女』について、ノーギャラで寄稿しております。ノーギャラと言われ、ついついエエ加減な文章をダラダラ書いたけど、考えたらごく普通の人にCDを紹介するページだった。もう・・バカバカしいほどバッカな私ですが、バカバカしいほど好きな様子は出ているとおもいます。もし、見つけたとしても適当にスルーして下さい。くれぐれも「この程度の文章力で仕事になるのかよ、ケッ!」などと思われぬように(苦笑)。私、しかも文章力ではなく、分析力で主に生きておりますので(汗)。


 それにしても、2週間後から、9/19は風味堂馬場俊英のオリジナル、9/26は岩崎宏美『PRAHA』、そして10/3は中島みゆきのオリジナルと、私の中の微風、ならぬ嵐が素顔を見せそうな予感・・・・今のうちに仕事せねば。(というか既に、うちのプレーヤーではこれらの白盤が独占しつつあり・・・あ、好きなものは全て買ってますのでご了承を。)

 ・・以上、相変わらずオメデタイ私でした。