T2U音楽研究所~はてな置き場(旧:私を支える音楽と言葉)

T2U音楽研究所/臼井孝のはてな版です。

174・「つのはず」が好き

 先月、引越しをしました。とは言え、ほぼ同じ住所内でより駅に近い方にマイナーチェンジしただけなので、各種手続きはとてもラクでした。白い空間は、毎日リフレッシュできて嬉しいです。

 さて、私、ペンネーム通り、その旧地名「つのはず」の西新宿に住んでいるのですが、ここは本当に色んな表情があって、しかも毎年のように変わる部分と、全く変わらない部分があって面白い。もはや“住友村”と化すほど黒っぽい高層ビルが立ち並ぶエリアも、いずれそうなるであろうが、現在はおひとり様向け木造アパート群も、中古レコードやビジュアル系の有名店が集中するエリアも、地域の中心にそびえる都庁も、その隣で桜の名所&路上生活者&フリーマーケットで賑わっている中央公園も、海外セレブ来日時に高確率で利用される一泊30万円のパークハイアットも、最近女子がわんさか来出したシャレオツな立ち飲みも、ぜーんぶ西新宿にあるのです。

 だから歩いて数分で、“不夜城”にも行けますが、別の方角に歩いて数分でのどかな公園で遊べたり、昼はサラリーマンやOLさんでごった返している裏通りも、夜や休日は「ここは斜陽の街?」と思うほどシーンとしていたり、本当に不思議な空間です。だから、都会なんだけど、やけに人間的なローカルな部分も多くて、そのコントラストにより「ほっておいて欲しい」時と「見捨てないでほしい」時を気ままに行き来できるから、私にとっては本当に都合の良い(笑)街。あと、駅まで歩けば、様々な方面に電車1本で行けるのは、「住みたい街」ランキングで常に上位の吉祥寺や学芸大学には決して負けないと思っています!(その周辺にお住いの方を責めている訳ではありませんのでご了承を。そのランキング自体に抵抗しているだけでございます。 「住みたくない街」ランキング常に上位に住む者の僻目だと思って下さい(微笑)。)

 ということで、「つのはず」エリアについて、住もうかどうか、行くべきかどうか、迷っている方、どうぞご参考ください。ちなみに、私のペンネーム(これは、雑誌やレビューの執筆時、会社員だったから付ける必要があったのですが)は当初、「角筈真」の予定だったのですが、編集の方のご指摘から、「角筈」では見た目が強すぎるということと、「真」だと「しん」とも読めるということで「誠」にしました。地名はなくなりつつあれど、名前や作品に残ればいいなと思っています。「つのはず庵」さんに追いつけるよう頑張ります(笑)。