T2U音楽研究所~はてな置き場(旧:私を支える音楽と言葉)

T2U音楽研究所/臼井孝のはてな版です。

232・オサレ音楽難民

 昨日の記事で、ネット上でのプッシュ型情報発信がイマイチうまくいっていないことについて触れたが、実は例外的に、「ローハス系」や「カフェミュージック」などライフスタイルとの融合で、インテリアとしての音楽を提案するという記事は、ネット発にせよ雑誌発にせよ店頭発にせよ、結構うまくいっている。つまり、聞いたことがない楽曲が、あるいは聞いたことはあっても別のアレンジ、別の歌い手によるカバーの楽曲が、ちゃんと浸透している、広がっているのだ

 それはそれは、本当に素晴らしいのだが…。これまた自分にその感性がないのか、人が曲をかけている分には全然構わないのだが、私の場合、それを「買いたい」と思ったことがないのだ。The Gentle Windの『Tears of Nature』や『nahoko音』だったら、奈保子メロディーや奈保子手グセが分かって、買いたいと思えるし、実際に買ったけれど、なんだろ・・・やっぱり私は、歌詞や歌声、演奏に個性を求めすぎているのかなぁ。言い換えれば、一般に快適なスタイルを求めるためには、無個性な音楽の方が良いということなのかも。ということで、私の音楽難民っぷりは続きます(微笑)。ホントこんな浮きまくっているのに、お声掛けいただく機会が途絶えないのは本当に不思議。ありがたや〜。