T2U音楽研究所~はてな置き場(旧:私を支える音楽と言葉)

T2U音楽研究所/臼井孝のはてな版です。

324・職業適性検査マジスゲー

35 STONES

 高校2年か3年の時、学校で筆記式の「職業適性検査」を受けた。詳しくは憶えていないが、設問は、学力的なものと、心理的なものに分かれていたように思う。他のクラスメイトは、技術者とか外交員とか銀行員とか教員とか営業職とか通訳とか医師とか、それぞれ社会人としての結果が出ていたのに対し、私のは、


1位:文学
2位:数学
3位:音楽

となっていて驚いた。職業ちゃうやん!!(笑)「総合能力=10段階9」だったのに対し、「社会適応性=10段階1」(!)となっていて、社会には不向きということから、きっと消去法的に学者だと判断されたのだろう。しかし、既に理系のカリキュラムを受け始めていたので、「文学」とか「音楽」とか有り得んだろう、やっぱりこういう検査っていい加減なものだと、それっきりずっと忘れていた。

 それから20数年。ふと、その記憶が頭によぎり思わず身震いがした。今の自分は「文字」と「数字」を使って説明しながら「音楽」業界で生活しているではないか。「文学」「数学」ではなく、単に「文字」「数字」だが(笑)、それでも20年ほど、どんな職業が向いているのかと相談したり、実際にあれこれトライしたりしたが、結局、10代に受けた、あまりに“いい加減”だと思っていた答が、現実に最も近いではないか。あな恐ろしや!!その診断結果が正確なのか、いかに私が10代の頃から本質的に何も変わっていないのか(笑)はさておき、案外、初心を想い出せば答があるのかもと思い直すキッカケとなった。ちなみに、もう40代も半ばなので、さすがに社会性は上がった・・・と思います。(そうじゃないと、交渉や請求も出来ないし〜!)

 画像は、斉藤和義「社会生活不適合者」収録のアルバム『35 STONES』。この曲、LIVEですっごく盛り上がります♪