344・80年代でも生々しい

CDショップ大賞を運営するミュージックソムリエ協会で大変お世話になっているS木さん（とりあえず仮名にしておきます。）の過去のブログにご本人のFacebookからたどり着いた。

「熱血音楽業界!!」

主に2008年頃に書かれたものなので、既にご存知の方も多いようだが、私は数日前初めて読んで目からウロコの出来事ばかりだった。

音楽系から芸能系に移った途端（たどり着きにくいけれど、かなり前半の記事です）、マル暴、クスリ、借金の取立て、小指の有無(!)、飛ぶ灰皿と流血(!!)などが普通に飛び出すあたり、きっと井上陽水や研ナオコなどが次々に逮捕された35年くらい前の話かな〜と思っていたが、よくよく読んでみれば80年代前半でちょっと前のことだと思い、あらためて芸能系はすごいな〜と思った。これに比べれば、今はなんて穏やかだと思う。

そういえば、そのブログにも登場する芸能系の重鎮というあるお方に、2003年頃に音楽市場分析のお手伝いで呼ばれた時、私はその方に対して、
「このジャンルは日本ではまだ実績がないので、甘く見ないで、地道にやられた方が良いと思います」
とイケシャアシャアと言ったのだが（だって、怖い人には見えなかったし、芸能界のこともよく知らないし）、重鎮ご本人は穏やかに聞いておられたのに対し、周囲の部下たちは相当ピリピリしてたっけ。下手したら流血騒ぎになるんじゃないかと思われたのかも。

ちなみに、音楽系で20年近く仕事をしている私は、そのようなことに1度も出会ったことがない。これもまた、オメデタイことだと思う。とにかく、このブログ、芸能界に興味のある人は必読です♪

※1/26〜2/3は多事多忙のためブログはお休みします。