454・自転車みたいな人生

先日、確定申告をするにあたり、毎月の支出を見て驚いた。

家への生活費、実家への仕送り、家と事務所の光熱費、管理費、各不動産の固定資産税、各種保険・・・と、年払いになっていたり、クレジットで自動引き落としになっていたりで気付かなかったが、毎月、結構な金額だったのだ、たとえ自分が飲まず食わずとしても、それは、自分が20代後半まで、太刀打ちできなかった金額で、うわぁ〜これは、世のお父さん方が、精神的に病んでしまったり、また体を壊して生活苦に陥ったり、なんてのは、まったく他人事じゃないな〜、とビビってしまった。

・・とそんな中でも順調に働いている事を恩着せがましく誰かに言いたくなるのが私という人間なのだが（笑）、きっと世のお母さん方も、有職であれ専業であれ、自分が長く病んでしまったら、家はいったいどうなるのか？誰のお蔭で家が成り立っていると思っているのか！？と考えているだろうと容易に想像できるので威張るのを止めた。「命のリレー」を遂行するには、きっと地道に走り続けることが必要で、私を含め止まることを許されない人も大勢いるのだろうな。まさに「断崖」！

でも、走るからこそ見える景色も変わり続けていて、日々学びがあるのかな〜と思う。また、私の場合、半分趣味みたいに走れているので、恵まれているんだろうなぁ。そう考えると、幸せな気もした。

上の画像は、「断崖-親愛なる者へ-」収録の中島みゆき『親愛なるものへ』と、コミックの曽根富美子『親なるもの 断崖』。きっとみゆきファンならぐっと来るであろう内容です。